Visual Studio CodeのJavaに関するアップデートが12月20日に発表された。このアップデートでは、テストカバレッジの表示やUXの改善、Spring Bootのアップデートなど、多くの新機能が追加された。
テストカバレッジをリアルタイムで確認!Visual Studio CodeのJavaアップデートで新機能追加
テストカバレッジの表示機能が追加された。これにより、開発者はテストを実行した際にテストケースがソフトウェアコードをどれだけカバーしているかを確認することができる。また、Javaの関連設定がカテゴリごとにグループ化され、より効率的に設定を見つけることができるようになった。
Javaファイルの作成方法も改善された。以前はJavaファイルを作成した後に、提案されたタイプのリストからタイプを選択する必要があったが、新しいバージョンではJavaファイルを作成すると、Javaのタイプのリストが表示され、ファイル名を入力するだけで完了する。
より効率的な開発を実現!Visual Studio CodeのJavaアップデートでUX改善
マルチモジュールプロジェクトのインポートも改善された。以前はプロジェクトをインポートすると、すべてのモジュールが自動的にワークスペースにインポートされたが、新機能を使用すると、手動でインポートするサブプロジェクトを選択することができる。これにより、インポートにかかる時間を大幅に短縮することができる。
Spring Bootの拡張機能もアップデートされた。Spring Toolsの最新バージョンでは、SpringプロジェクトをSpring Boot 3.2に自動的にアップグレードすることができる。また、コントローラクラスで新しいリクエストマッピングメソッドを簡単に作成するためのコード補完テンプレートも改善された。
今後もJavaの開発体験を向上させるために、さまざまな機能が追加される予定だ。Visual Studio CodeでJavaを使用するためには、Extension Pack for Javaをダウンロードしてインストールする必要がある。
詳細はJava on Visual Studio Code Updateを参照していただきたい。