7月27日、MicrosoftはMicrosoft 365 Developer Proxy v0.10を発表しました。
このリリースでは、バッチ処理のサポートと改善された$selectガイダンスが導入されました。
これにより、開発者はパフォーマンスの向上とAPIエラーのハンドリングに役立つ便利な機能を利用することができます。
バッチ処理のサポート
バッチ処理を使用して複数のリクエストを1つのバッチリクエストに結合し、Microsoft Graph APIに送信することができるようになりました。
これにより、ネットワークの遅延を減らし、アプリケーションのパフォーマンスを最適化することができます。
バッチリクエストの失敗時には、424 (Failed Dependency)のステータスコードが返されます。
$selectガイダンスの改善
$selectシステムクエリオプションがサポートされているエンドポイントに対してのみ、$selectガイダンスが表示されるようになりました。
これにより、必要なプロパティのみを取得することでネットワークの負荷を軽減し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。
Microsoft GraphのOpen API仕様から情報を使用して、$selectガイダンスプラグインを改善しました。
その他のポイントや変更点については、「Microsoft 365 Developer Proxy v0.10 with support for batching and improved $select guidance」を参照してください。
まとめ
Microsoft 365 Developer Proxy v0.10のリリースにより、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。
バッチ処理のサポートにより、ネットワークの遅延を減らし、アプリケーションのパフォーマンスを最適化できます。
また、$selectガイダンスの改善により、必要なプロパティのみを取得することでネットワークの負荷を軽減し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。
現在はMicrosoft 365 Developer Proxy v0.10がリリースされており、今後の展望ではさらなるバッチ処理のサポートが追加される予定です。