WebAPIを構築する際にAPI Gateway+Lambdaを選択するべきか?
BRANK

はじめに AWS利用費と人件費の話AWS上にWebAPIを構築する際に、AWS利用費の削減をモチベーションとしてApiGW+Lambda構成が、採用されることがある。確かにAWS利用費は下がるがApiGW+Lambda構成を設計〜運用するためにはAWSに関する知識の中でもとくに専門的な知識が必要になる。こういった人材を雇用または外部へ発注し続けることは人件費に跳ね返ってくる。ApiGW+LambdaがWebAPIのための構成として唯一無二の選択ならともかく、同期APIとして構築するのであればALB+ECSで代替可能である、というかそちらのほうがメジャーな構成である。 そもそもAWS利用費に影響が大きいのはデータベースApiGW+Lambdaの場合はデータベースにDynamoDB、ALB+ECSの場合はデータベースにRDS/Auroraが、採用されることが多いからかこれらは何が支配的であるかが抜けた状態で伝播されている様子を見かける。AWS利用費はApiGW+Lambda < ALB+ECSであるが、それ以上にDynamoDB << RDS/Auroraである。もちろん、常にDynamoDB << RDS/Auroraな訳ではなく、極端にI/Oが多いなどこの関係が逆転することもあるがベースとしてはこの感覚で良い。なので、AWS利用費の削減をモチベーションにApiGW+Lambda+Dyna…

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  • ただ、ある程度の規模のプロジェクトかつAWSの経験値が浅い場合は、まずALB+ECSから始めた方が失敗しにくいのでこちらをオススメしたい。失敗は悪ではないが、ステップは踏んだほうが良いよというのが私の考え。