建築設計会社に一人情シスとしてSaaSを導入した話
ARANK

概要普段はソフトウェアエンジニアとして活動していますが、訳あってITとは全く関係ない建設業界の社内システムを作った時の話をします。古い体質と言われる建設業界ですが、高齢化により若者が定着しない、IT化の遅れから労働生産性が悪いといった問題が、そのまま「人手不足」「3Kイメージ」に繋がっています。本記事では、全くシステム導入が進んでいないとある建築設計会社の情報システムを担当し、どんなSaaSを組み合わせて社内システムを構築したかを紹介します。紹介するSaaSは一例であり、全ての会社に当てはまるわけではないので、あくまで参考としていただきたいです。 導入したSaaS 導入にあたって苦労したことソフトウェア業界の方にとっては上記のようなシステム導入は当たり前じゃないかと思うかもしれません。しかし、導入先は建築業界、もともと紙やエクセルを中心に業務が回っていた会社で、システム導入しようにも現場はITリテラシーが高いメンバーだけではないので、特有の苦労がありました。ITに関する用語がわからないCRM、クラウドストレージといっても用語の意味が伝わらず、何を伝えたいのか理解されないため、会話が嚙み合わないということが多々…

zenn.dev
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1 comments
  • これは「経営陣の強烈なトップダウン」がキーポイントだなあ。もちろん経営陣を納得させられるだけの材料を揃えたんだろうけど。