2022年5月のRustにおけるdotenv事情
DRANK

あの夏で待ってるので初投稿です。環境変数の取り回しでよく使われるやり口としてdotenvというものがあります。これは様々な言語でライブラリ、モジュール、パッケージ etc...として用意されており、広く利用されているものでもあります。Rustも例に漏れず、dotenvを利用できるcrateが存在するのですが、それについて2022年5月執筆時点で少し注意しておきたい事項があります。そして、それについて言及している記事が見当たらない・見逃していたとしても比較的少数そうだったため、注意喚起の意も込めてそれについて触れておこうと思います。この記事の内容は2022年5月21日現在のdotenv crateの状態に基づいています。読んでいる時期によっては以下の内容と実際の状況に差異が生じている場合があります。 TL;DRdotenv crateはunmaintained状態なので使う場合はそれを念頭に置いた方がいい一通り実装はされていて、基本的なdotenvでやりたいことは実現可能なはずただnew featureやbug fixが取り込まれる雰囲気は現状なさそう代替crateとしてdotenvyというものが登場しており、使用を検討してもよさそう dotenv crateRust dotenv のような検索クエリを投げると、もっとも目に…

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