Internet Explorer からの脱却を完了した NEC グループ、「Web 標準への準拠」を目指し Microsoft Edge を標準ブラウザーに
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創業から 120 年を超える歴史を持ち、先進的な技術やアイデアでイノベーションを起こし続けている NEC グループ。1990 年代には社内システムをクライアント/サーバー型から Web 型へとシフトさせ、それ以来 20 年にわたって Internet Explorer (IE) が使い続けられてきましたが、2022 年 1 月には Microsoft Edge (Edge) への移行が完了しています。ここで注目したいのが、Edge への移行は単に IE 11 のサポート終了に対応するために行われたのではなく、社内システムの「Web 標準への準拠」という大きな目標のために行われたということ。そのため Edge が提供する「IE モード」は、一切使われていません。また OS のバージョンアップとブラウザーの移行を分離して実施したことや、ブラウザーの移行に約 3 か年という長期期間を設けていたことも、注目すべきポイントだと言えるでしょう。既に国内に約 750 ある Web システムのうち、IE に依存するものはゼロに。大きな技術的なトラブルもなく、わずかながら見受けられた互換性の懸念も App Assure (アプリの互換性を…

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