TypeScriptのdeclareやinterface Windowを勘で書くのをやめる2022
ARANK

おことわり個々の関数や変数に正しい型をつける話はしません。TypeScript HandbookのDeclarationの章などを読むことをおすすめします。かわりに、本稿では関数や変数の型宣言をどこにどう置くべきかの指針を与えます。 モジュールとスクリプトdeclareを正しく使うにはまずモジュールとスクリプトの区別を理解し、意識することが大切です。ブラウザやNode.jsは外部からの指定でモジュールとスクリプトを区別しますが、TypeScriptでは原則としてファイルの内容でモジュールとスクリプトを区別します。import 宣言または export 宣言が1つ以上あればモジュール。CommonJSモジュールの場合はTypeScript専用構文である import = 宣言、 export = 宣言を使う。それ以外の場合はスクリプト。ただし、JavaScriptファイル (*.js 等) の場合は特別に const ... = require(...) や module.exports = ... がある場合もCommonJSモジュールとして認識される。 (→TypeScriptのJSDocサポートでできること、できないこと)// スクリプト (importもexportも持たないため) const x = 42; // モジュール (exportを持つため) export const x = 42; // モジュール (importを持つため) import React …

zenn.dev
Related Topics: TypeScript
2 comments