9月16日(現地時間)、AWSは、スタートアップ企業がAWS上にインフラストラクチャを数分で構築できるように設計されたAWS Activateの新サービス「Build on AWS」の一般提供開始を発表した。
スクリーンショット: Build on AWS for Startups Overview | Amazon Web Services
(YouTube)
Build on AWSは、スタートアップ企業に特化した、様々なソリューションをカバーするインフラストラクチャ・テンプレートとリファレンス・アーキテクチャのコレクションだ。
これらのソリューションは、AWSのエキスパートによって構築され、AWSのベストプラクティスに基づいている。
これにより、スタートアップ企業は、基盤となるクラウドインフラにAWSのベストプラクティスを使用していることを確認しながら、コア製品の開発に集中することができる。
特徴は、CloudFormationテンプレートとリファレンス・アーキテクチャだ。
CloudFormationテンプレートはワンクリックでデプロイでき、リファレンス・アーキテクチャーには複製可能なアーキテクチャダイアグラムが含まれている。
Build on AWSには、ベーシックソリューションとパーソナライズドソリューションが用意されている。
ベーシックソリューションには、"Amazon LightsailでWordpressウェブサイトをホスティングする"、"Serverlessを使用してデータ処理APIを構築する"など、AWSを始めるためのコアソリューションが含まれている。
また、スタートアップ企業が適切なソリューションを選択し、導入するためのガイドパスも用意されている。
パーソナライズドソリューションとは、スタートアップ企業の業種や関心事、AWSの利用状況などに応じたソリューションテンプレートだ。
スタートアップ企業は、すべてのテンプレートをユースケースや基盤となるAWSサービスごとに検索することができる。
AWSによると、数百の導入実績があるため、すべてのテンプレートが本番運用に対応しているという。
詳細については、Build on AWS for Startups Overview | Amazon Web Services(YouTube)を参照とのこと。