Bitbucketを運営するAtlassianは、一般的なGitコマンドの紹介だけでなく、高度なGitチュートリアルも公開している。
Git Tutorials and Trainingでは、一般的なGitコマンドを紹介し、Gitワークフローモジュールでは、これらのコマンドがコラボレーションを促進するためにどのように使われるかを説明している。
これらだけでも、開発チームがGitを使い始めるには十分な内容だ。
しかし、Gitのパワーを最大限に活用したいのであれば、「Advanced Git Tutorials」の記事がおすすめだ。
Advanced Git Tutorialsでは、Gitの高度な機能について深く掘り下げて説明している。
新しいコマンドやコンセプトを紹介するのではなく、ボンネットの中で何が起こっているのかを説明することで、既存のGitスキルに磨きをかけることができる。
取り上げている内容は以下通り。
- Merging vs. Rebasing
- Resetting, Checking Out, and Reverting
- Advanced Git log
- Git Hooks
- Refs and the Reflog
- Git submodules
- Git subtree
- Large repositories in Git
- Git LFS
- Git gc
- Git prune
- Git Bash
- How to store dotfiles
- Git Cherry Pick
- GitK
- Git-show
例えば、「Merging vs. Rebasing」では、基本的なgit merge操作をどのような場合にrebase に置き換えることができるかを説明している。
Gitは分岐した履歴を扱うことが重要だ。git mergeとgit rebase、どちらの選択肢にもそれぞれの利点がある。
そういった内容を、画像を使いつつ説明しているので、イメージがしやすい。
Merging vs. Rebasing: Atlassian
これら知識を身につければ、おなじみのGitコマンドをより効果的に使えるようになる。
さらに重要なのは、Gitリポジトリを壊すことに怯えなくて済むということだろう。