9月8日、AWSは、Amazon Elasticsearch ServiceをAmazon OpenSearch Serviceに名称変更したことを発表した。
Amazon Elasticsearch Service Is Now Amazon OpenSearch Service and Supports OpenSearch 1.0
2015年にAmazon Elasticsearch Service(Amazon ES)は開始した。
インタラクティブなログ分析、リアルタイムのアプリケーション監視、ウェブサイトの検索などを簡単に行うことができるフルマネージドサービスで、大容量のログデータを取り込むことができるため、ログ分析用のサービスとして人気がある。
Amazon ESがOpenSearch 1.0をサポートしたタイミングで、Amazon OpenSearch Serviceに名称を変更した。
Amazon OpenSearch ServiceのAPIは、既存サービスのAPIとの後方互換性があるので、現在のクライアントコードやアプリケーションを更新する必要はない。
名前は変わったが、継続的な運用、開発手法、ビジネス利用に悪影響を与えることなく、同じ体験を提供していくと述べている。
OpenSearchは、大量のデータへの高速なアクセスとレスポンスを提供する拡張性の高いシステムと、ユーザーがデータを簡単に探索できる統合ビジュアライゼーションツールOpenSearch Dashboardsを提供する。
OpenSearchとOpenSearch Dashboardsは、もともとElasticsearch 7.10.2とKibana 7.10.2からフォークしたものである。
フォークの経緯は、ElasticsearchとKibanaのライセンス変更によるものだ。
OpenSearchでは、オープンソースのElasticsearchには、これまでなかった機能も多数提供している。
詳細については、Amazon OpenSearch Serviceのページを参照。