8月4日、PCWorldに「Microsoft EdgeがChromeより優れている5つの点」が公開された。
この記事は、Internet Explorerの不便さなどが原因で、これまでEdgeを敬遠していた人に、本格的に使うことを検討すべき理由を5つ紹介している。
- 垂直タブ
- サイトをアプリとしてインストール
- 読書機能
- コレクション
- トラッキングの防止
1. 垂直タブ
Microsoft Edgeでは、ブラウザのタブを画面の上部ではなく、左側に配置することができる。
クレジット: IDG Communications
最初は違和感を感じるかもしれないが、慣れると戻れなくなる。
タブを縦に並べることで、ページタイトルを見失うことなく、より多くのタブを画面に収めることができる。
また、ブラウジングのためのスペースが必要なときは、上部の左矢印をクリックしてサイドバーを一時的に隠すことができる。
2. サイトをアプリとしてインストール
メニューボタンをクリックして「アプリ」を選択すると、現在のサイトをアプリとしてインストールするオプションが表示される。
クレジット: IDG Communications
インストールすると、サイトを独自のウィンドウで起動することができ、スタートメニューとタスクバーの両方に追加することができる。
この機能のおかげで、GmailやNotionなどのサービスに素早くアクセスできるようになり、ウェブの使い方が根本的に変わる。
3. 読書機能
ウェブページ上でF9キーを押すか、アドレスバーの右端にある本のアイコンをクリックすると、広告を消去したり、テキストを調整したりできるリーダーモードが表示される。
クレジット: IDG Communications
さらに、リーダーモードのメニューかショートカットキーCtrl-Shift-Uを押して表示される「読み上げ」機能では、テキストを音声に変換することもできる。
4. コレクション
この機能はページの説明やサムネイル画像、メモなどが充実した、より洗練されたブックマークのようなもの。
画面右上の”+”アイコンをクリックすると、コレクションのメニューが表示される。
ここから新しいコレクションを作成し、「現在のページを追加」をクリックすると、リンク集の作成ができる。
クレジット: IDG Communications
また、複数のタブを選択して右クリックすると「すべてのタブを新しいコレクションに追加」オプションがあり、一度にまとめて保存することもできる。
5. トラッキングの防止
Chromeはサードパーティーのクッキー廃止の計画を遅らせている一方で、Microsoftはすでにブロックできるようになっている。
Edgeの設定メニューの「プライバシー」セクションでは、ブロックの強さを3段階で設定できる。
クレジット: IDG Communications
また、シークレットモードのみ常に "厳密" な追跡防止を使用するオプションも用意されている。
Edgeに対して不満な点はあるとしつつも、以下のように述べている。
「EdgeはChromeの単なる模倣品ではない」
「何十年も前からのブラウザへの不満を理由に、Chromeより優れたブラウザへの移行をためらってはいけません」