7月29日、The Vergeが報じたところによると、Facebookは今週行われた決算説明会で次に発売するハードウェアはレイバン製「スマートグラス」と明らかにした。
FacebookのCEOであるザッカーバーグは、以下のように述べている。
「次の製品リリースは、レイバンがEssilorLuxotticaと提携した初のスマートグラスの発売を予定しています」
「このメガネは、その象徴的なフォームファクターを持ち、いくつかの素晴らしいことを可能にしてくれます」
まだ、「素晴らしいこと」が何なのかはわからないという。
このメガネにはディスプレイが内蔵されておらず、AR(拡張現実)デバイスには分類されないことようだ。
The Vergeは、AmazonのEcho Framesのように、ペアリングされたスマートフォンアプリに頼って操作することになると推測している。
ザッカーバーグは、レイバンのメガネの発売を、「将来的には、完全なAR(拡張現実)グラスに向けての旅になります」としている。
ARグラスは、Facebookが計画している「メタバース」の重要な要素である。
メタバースとは、仮想空間と物理空間を融合させ、ショッピングや仕事、交流などに利用できるマルチモーダルなテクノロジープラットフォームだ。
ザッカーバーグは
「広告は、私たちが行っているソーシャルメディアの部分において、今後も重要な戦略の一部となるでしょうし、おそらくメタバースにおいても重要な役割を果たすでしょう」と述べている。
The Vergeは、2021年に発売されると聞いていたようだが、パンデミックの影響で多くの企業の計画が変更されたため、ザッカーバーグは時期についてコメントしなかったと述べている。
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