7月28日、MUDに「自宅で仕事をしていますか?リモートワーカーのための10の重要なセキュリティのヒント」が公開された。
リモートワークは、多くの人にとって新たな常識となっている。
自宅で仕事をするのは簡単なようでいて、特にセキュリティに関しては厄介な問題がある。
この記事では、リモートワークのサイバー攻撃から身を守るために、リモートワーカーに必要なセキュリティ対策を紹介している。
リモートワーカーのためのサイバーセキュリティのヒント
1. 個人用と仕事用のデバイスを分ける
HPの調査によると、リモートワーカーの70%が仕事用のデバイスをネットサーフィンなどの個人的なことに使用していることがわかったという。
これは仕事用のデバイスが危険にさらされる可能性が高くなるため、セキュリティの観点からは大きな問題である。
多くのユーザーにとって、デバイスの切り替えは面倒かもしれないが、このシンプルな対策は、ワークライフを大きく保護する。
2. 仕事用デバイスの物理的な保護
多くのリモートワーカーは、仕事用のデバイスを物理的に保護する重要性を見落としているという。
リモートワーカー向けのセキュリティ対策をすべて実施していても、デバイスが盗まれたり紛失したりしたら意味がない。
そのため、仕事用デバイスを外に持ち出すことはお勧めできない。
家庭内でも子供や、ペットによって知らないうちに物理的なダメージを与えてしまう可能性もある。
3. 家庭用ルーターの保護
自宅で仕事をする上で、Wi-Fiルーターを保護することは当然のことだという。
ルーターはインターネットへのゲートウェイのため、リモートワーカーにとって安全性の確保は最優先事項である。
強力なパスワードを使用することで、ルーターがハッキングされる可能性を大幅に減らすことができる。
ホームルーターがハッカーに狙われるのを防ぐには、ファームウェアの更新や管理者の認証情報の変更など、他の方法もある。
他のTips
これ以降のTipsは以下のようになっている。
4: VPNサービスの利用
5: スライド式Webカメラカバーの購入
6: ワークデバイスの暗号化
7: システムソフトウェアの更新
8: 一元化されたストレージソリューションの使用
9: パスワードを安全に保つ
10: デバイスを捨てる前にデータを消去する
リモートワークを安全・安心に保つ
KuppingerColeの調査によると、リモートワークが通勤の代わりとして一般的になってから、サイバー犯罪は238%という大幅な増加を見せている。
記事は以下のように述べている。
「危険な目に遭う可能性を減らし、仕事に支障をきたさないようにすることは可能である」
「個人のデバイスをオフィスワークに使用する際にも、メールのデマや追跡サイトなどのネット詐欺に注意する必要がある」
Working From Home? 10 Essential Security Tips for Remote Workers
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