9to5Macに「iPhone 12が盗まれたとき、iOS 15の新機能がどう役立ったか」が公開された。
この記事では、著者のJosé AdornoがブラジルでiPhone 12を盗まれた経験から、盗まれる前の注意点と、盗まれた後に行うことが紹介されている。
iOS 15の最大の特徴は、アクティベーション・ロックを有効にしておけば、電源を切っても、工場出荷時にリセットしても、iPhoneを見つけられるようになり、実際にこの機能が使えることがわかったと述べている。
盗まれる前にiPhoneを保護しておく
- SIMのPIN作成
強盗が最初にすることは、iPhoneのSIMを他の携帯電話で使用することである。なのでまず、SIMのPIN作成を行うべきだ。 - 写真の確認
写真アプリの検索バーに「カード」と「クレジットカード」を入力して、もしクレジットカードが表示されたら、それを削除する。 - メモ帳アプリの確認
もしパスワードをメモアプリに保存しているなら、せめてFace IDでメモをブロックする。 - Face ID/Touch IDの設定
メールアプリや銀行アプリなど設定できるアプリがあれば設定する。 - シリアルナンバーとIMEIの保存
何かあったときに、Appleと警察はこれらの番号から携帯電話が盗まれたものかどうかを知ることができる。 - SMSではなく、2ファクタ認証アプリの使用
2ファクタ認証は重要だが、携帯電話番号をメインファクタとして使用するのは、あまり良いアイデアではないとして、なるべく適切なアプリを使用を勧めている。
盗まれた後に何をすべきか?
標準的な手順として、以下のことが挙げられている。
- できるだけ早くiPhoneをファクトリーリセット
- 念のため、主要なパスワードをすべて変更
- 「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」のオプションをチェック
これらを行うことで、José Adornoは強盗による被害を最低限に抑えることができた。
「これらのヒントが、同じような状況に陥ったときに役立つことを願っています」と述べている。
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