Androidの次期バージョン「12」の開発者向けプレビュー（Developer Preview）が公開された。

今回のバージョンからは、信頼されていないタッチイベントをブロックするほか、システムダイアログをアプリから強制的に閉じることができないなど、セキュリティが強化されている。
一方、Foreground Service起動時に必要なアイコン表示が10秒間猶予されるなど、ユーザー体験を高める目的でこれまでの制約を緩める変更も含まれている。

APIの面では、アプリ同士でドラッグ＆ドロップやコピー＆ペーストでコンテンツを貼り付けることができる「Unified API」が追加されている。また、フレームワークレベルでアニメーションGIFおよびWEBPをサポートしたことにも注目したい（Android 12が主流になるのは当分先のことではあるけれど）。

Developer Previewの動作対象デバイスは、Pixel 3, 3a, 4, 4a, 4a 5GそしてPixel 5となっている。