WebAssembly の利用シナリオを調べる
BRANK
先日 弊社 CTO が既存の処理を書きやすくしたり、扱いやすくしたりする技術は日々登場し、これらを学ぶことも重要だが、数年に一度登場するこれまでできなかったことができるようになる技術には特に注目すべきだという話をしていました。その具体例として WebAssembly (以降 wasm)でパフォーマンス向上させることで実現した Google Meet のぼかし機能 (なぜGoogle Meetの背景ぼかしが最強なのか(一般公開版)) や wasm を用いたサーバレス基盤 Compute@Edge (Edge で 圧縮処理や認証などのこれまでできなかったことが CDN の Edge でできるようになる) を挙げ、wasm はこれまでできなかったことを実現する技術であり注目すべきとのことでした。かなり納得しました。自分自身いろんな技術を追いかけていますが、確かに既存のものを少し便利にしたのものがほとんどかもしれません。(もちろんそうして少しつづ進歩していくのがソフトウェアの良い点だと思いますが)しかし、本質的に不可能を可能にする技術が生まればそれを先進的に試さない手はありません。一応私も去年のアドベントカレンダーでWASI (WebAssembly system interface) を Wasmtime と Node.js で試すというもの…
1 comments
複雑な処理をする、これまでjsでは重すぎてできなかった処理がwasmベースでライブラリとして出てくるようになるとWebフロントエンドアプリの可能がさらに広がりますな。