蔦屋書店「内装の意匠」登録第1号 改正された意匠法は何がどこまで保護される?
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2020年4月から施行された改正意匠法で、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する蔦屋書店が「内装の意匠」第1号として認められました。改正意匠法で新たに保護の対象となったもので、登録されたの...

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  • 蔦屋書店が第 1 号となった「内装の意匠」について、その権利と VR 時代における考え方についての記事です。
    主題の「内装の意匠」そのものは VR と関係ありませんが、保護対象がこれまでの「物品」から「空間のデザイン」にまで拡大されたものです。その範囲が「イラストや CG にも及ぶのか?」という疑問に対しては「及ばない」とされていますが、VR 空間に再現されたバーチャルオフィスやバーチャルな建物、さらにはデジタルツインと呼ばれる現実と鏡合わせの存在が当たり前になってくると、保護の対象がデジタルにも及ぶのではないか、という形で締めています。
    個人的にこれは確実に起きうることだと考えていて、むしろ法整備が追いつかないままデジタルツインが加速していくことにより、トラブルにつながることも増えるのではないかと想像しています。
    実際の事例としては実在する建物をその意匠そのままに VR 化することに対して VRChat を舞台としたイベント「バーチャルマーケット」ではかなり気を遣っていると聞いているので、まず知識としてそういうことを知っておくことは大事ではないでしょうか。