継続的なセキュリティ対策をするために脅威分析をしました
BRANK

この記事では、PLAIDのKARTEというシステムの脅威分析をした話について書いています。 脅威分析とは、アプリケーションやシステムなどが直面する可能性のあるすべての脅威を明らかにして、その脅威のリスクを相対的に把握するために行うことを言います。 脅威とはリスクを発生させる要因のことで、クロスサイトスクリプティングなどの脆弱性を思い浮かべるとわかりやすいです。 たとえば、STRIDEと呼ばれる脅威モデリングの手法では、6種類の脅威をカテゴライズしています。 Spoofing(なりすまし) - 第三者が別のユーザーになりすます Tampering(改ざん) - データを改ざんする Repudiation(否認) - ログの消去により証拠隠滅を図る Information disclosure(情報の漏洩) - 個人情報などが流出する Denial of service(DoS攻撃) - サービスに負荷をかける Elevation of privileg(権限昇格) - 管理者権限を持っていないユーザーが管理者権限の操作ができるようになる このような脅威がシステム上にあると仮定して、それが発生したときのリスクがどれぐらいあるのか、それへの対策ができているのかなどを考えるリスク分析のことを言います。 なぜ脅威分析をしたのか セキュ…

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