JAL、遠隔操作ロボットで空港案内の実証実験 在宅勤務で案内も
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日本航空(JAL/JL、9201)は4月24日、空港の案内業務に遠隔操作で動くアバター(分身)ロボット「JET(ジェット)」を活用する実証実験を羽田空港で公開した。JALの在宅勤務者が遠隔地からJETを通じて空港利用者を案内するなど、サービス向上とともに社員が働きやすい環境作りを目指し、活用方法を検討していく。羽田空港で公開されたJALのアバターロボットの実証実験でJETと会話する女の子=19年4月24日 PHOTO: Masahiro SATO/Aviation Wire JETはVR(仮想現実)技術を用いた人型の遠隔操作ロボットで、映像制作などを手掛けるインディ・アソシエイツ(名古屋市)の遠隔操作ロボットをベースに開発した。遠隔地にいる社員と空港利用者がJETを介して会話したり、腕と顔を動かすことによる感情表現などが可能。平地を移動しながら利用者を案内することもできるという。 羽田第1ターミナルで実施された実証実験では、離れた別の場所からJETを動かす操作者と空港を訪れた利用者が、JETを介して会話した。JETに接する子供の中には、楽しく話す子もいれば怖がる子もおり、大人の中にはJETがAI(人工知能)ロボットだと思い込んで会話している人もいた。 JALデジタルイノベーシ…

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