ジェイテクトと産総研、スマートファクトリーで共同研究
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近年、工場を取り巻く環境は、地球環境への配慮、少子高齢化に伴う労働人口の減少などが懸念され、このような課題において、IoE(Internet of Everything)やAIなどの革新技術を利用した工場機器の知能化・自律化やビッグデータを高度に活用した効率的なスマートファクトリーの実現が求められている。 具体的にはマシンの自律化による高度な自動化ラインを実現する「止まらない工場」や不良品をつくらない、素材をムダにしない「ゼロロス工場」などが挙げられる。 株式会社ジェイテクト(以下、ジェイテクト)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)と共同で、本年6月に、産総研つくばセンター内に「ジェイテクト-産総研 スマートファクトリー連携研究ラボ」を設立。 研究テーマは「加工機・生産ラインのスマート化(知能化、自律化)およびその要素技術の研究開発」とし、サイバー・フィジカル・システム(CPS)による加工機の自律化技術の研究開発、生産ラインの自律的最適化を可能とするサイバー・フィジカル・プロダクション・システム(CPPS)の研究開発、さらに関連要素技術の融合により、先進的な生産ライン・加工システムおよび関連要素技術の研…

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