観光地宮島の課題をハッカソンで解決 ー宮島 Digitalization Hack2019 レポート1
ARANK

先日、世界遺産の嚴島神社を擁する宮島のデジタライゼーションをテーマとし、観光など島内の様々な課題に対して、デジタルを活用して解決案を創出するハッカソンイベントが行われた。 2日間で課題の深掘りのためのフィールドワークや解決するためのアイデア出し・プロトタイプ作成までを実施し、最終的にはチームでプレゼンテーションを行った。 今回のハッカソンイベントを行った理由や期待について、宮島がある広島県 廿日市市 建設部 都市計画課 歴史まちなみ担当課長 明神 忍 氏と、ハッカソンを主催している、NTT西日本 中国事業本部 ビジネス営業部長の有若和昭 氏にお話を伺った。 (聞き手、IoTNEWS代表 小泉耕二) IoTNEWS 小泉:今回の取り組みについて教えてください。 NTT西日本 有若氏(以下 有若):今回は、「地域課題をICTやIoTで解決するアイデアを考える」という取り組みになります。現在、ひろしまサンドボックスという県のあらゆるリソースを使った実証実験を行っているのですが、渋滞の緩和、情報発信といったテーマの宮島エリアにおけるストレスフリー観光プロジェクトを既に開始しています。それに加えて、宮島の住民の生の声からいろんな人の知恵…

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