第1回 [入門編] いまさら聞けないディープラーニング、機械学習
CRANK

人工知能(AI)、機械学習、ディープライニングといった言葉がITの世界だけでなく、ビジネスの分野でも聞かれるようになりました。AIが従来のビジネスを大きく変える可能性について、さまざまな分野で議論が始まっています。 とはいえ「人工知能はなんとなく知っているけど、機械学習、ディープラーニングといった言葉はよくわからない」という人もいるでしょう。本記事では、入門編としてディープラーニングの基礎、その歴史、業界の取り組み状況をご紹介します。 ディープラーニングとAIの歴史 人工知能(以下AI=Artificial Intelligence)という言葉が使われ始めたのは1956年ごろ。「ダートマス会議」と呼ばれる、実質的な人工知能研究スタートとなる会合で、会議の主催者であるジョン・マッカーシーにより「Artificial Intelligence」という名称が定義されました。AIという言葉ができてから、すでに60年を超える時間が経過していることになります。以降、ニューラルネットワークや進化的計算などの実現手法など、AIの分野では人間と同じような「知能」の実現を目指し、長い間、研究が続いています。 ところが、AI実装に向けて試行錯誤が続けられたものの、概念が先行してし…

i-cafe.info
Related Topics: Machine Learning AI Deep Learning