ルール記述のお約束とBRMSの発展形(Business Resource Planner)
DRANK

こんにちは。SCSKの植木とレッドハットの梅野によるBRMSのコラム、最終回となる第3回です。今回はSCSKでミドルウェアを担当している田中も加わりまして、BRMSを応用した新たなソリューションについてもご紹介します。よろしくお願いします。ルール記述でのお約束今回は、ルールを書く上で絶対にやってはいけない3つのタブーについて書いてみます。従来の手続き型のルールを書いている方々からすると違和感があると思いますが、これさえ守ればルールは劇的に分かりやすくなります。thenの中にif-thenを書くなルールエンジンは、whenの部分とthenの部分で扱いが異なります。RETEアルゴリズムをベースとしているルールエンジンでは、whenの部分は「評価」の部分であり、thenは「実行」の部分になります。これらは「異なるタイミング」で実行されます。データがルールエンジンに渡された、つまり”insert()”が呼ばれた、もしくは”update()”や”retract()”が呼ばれた時に、whenの部分を実行します。実は、内部的にはRete Treeと呼ばれる判断の木構造を作っています。違うルール名でも同じルールがあるような場合、ノードがシェアされて、効率よく判断が行えるようになってい…

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