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(調査中)WebRTC on RPi4で動かないUSBカメラ

Last updated at Posted at 2020-03-19

状況

ML2Scratchを、Raspberry Pi 4で動かそうとしたら、動かないUSBカメラがあった。結論から言うと、WebRTC on RPi4 with Busterが、Logitech c270では動かないようである。そして、古い型のカメラのようなのでWebRTCでは当面動く気がしない。暫定回避策として、別のカメラを使っている。

切り分け

Scratch3では、Javascriptで書かれている。その延長で、WebRTCを呼び出している(scratch-vmとscratch-gui経由)。ML2Scratchかブラウザかどうかの問題の切り分けのため、WebRTC画面のみのテストを行った。なお、Windows on Intel x86では普通に動くので、Raspberry Pi 4のLinuxかその下のソフトの出来が悪いのかな?とは思う。
WebRTCのみの以下の画面を表示すると、真黒になる。なお、ML2Scratchで見ると、黒いバックグラウンドと猫の画面になる。

試してみた結果は以下のとおりである。

機種名 USB2 USB3 luvcview
Logitech C270 × ×
Elecom UCAM-C520FEBK

状況

RaspberryPi Forum(2020/3/18)に投げてみた。結構たくさん問題が上がっているようなので、放置される気がする。
時間があったら調べてみたいが、時間がないので残念ながらペンディング中。

付録

デバイスの確認

デバイスは、LinuxのコマンドおよびChromeで確認することができる。Linuxの場合は以下のコマンドで見ることができる。

Linuxの場合

$ lsusb

動いているドライバーのリスト

$ lsmod -v

Chromeの場合

Chromeだと、以下でメディアの状況を確認することができる。しかし、普通に認識されている。

Raspberry Piで動いているカメラの有志によるリストを確認してみる。Logitech C270は、相性問題があり動かない時がある模様である。

最後に、Chromiumの障害リストを見てみる。ここではChromiumの74から78まで修正らしきものが入った様子はない。

Raspberry Pi

Linuxのソフトスタック

Scratch3の呼び出しパス

VideoSensingから、通って最終的にJavascript(getUserMedia)を呼び出している。このため、WebRTC依存である。

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