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【jQuery】要素内の文字列に含まれる数値でリストをソートする【js】

Last updated at Posted at 2020-02-22

経緯

やんごとなき理由でhtml側をいじれなかったため、
jsでどうにかこうにか入れ替える必要がありました。
以下奮闘記です。

もっといい書き方があればコメント下さい。泣いて喜びます。

今回の要件

  • お店の開店時間が早い順にソートしたい
  • 開店時間が同じ場合でも、閉店時間による並べ替えはしない
  • 時間は24時間表記、30分刻みとする
  • 営業時間は必ずHH:mm ~ HH:mmのフォーマットで表記される
  • すべての店の営業時間は10:00 ~ 5:00の範囲内に収まる(5時オープンの店はない)

デモ

デモはこちら。
開店時間を変更しても、並び替わってくれます。

HTML

hoge.html
<ul class="shop_lists">
  <li>
    <div class="shop">HOGE食堂</div>
    <div class="time">12:00 ~ 18:00</div>
  </li>
  <li>
    <div class="shop">FUGA KITCHEN</div>
    <div class="time">10:00 ~ 20:00</div>
  </li>
  <li>
    <div class="shop">BAR NULL</div>
    <div class="time">1:00 ~ 4:00</div>
  </li>
</ul>

javascript

hoge.js
$('.shop_lists').html(
    $('.shop_lists > li').sort(function(a,b){
        var str1 = $(a).find('.time').html();
        var str2 = $(b).find('.time').html();
        var num1 = str1.substr( 0, 4 ).split(':');
        var num2 = str2.substr( 0, 4 ).split(':');

            if(num1[0] < 5){
                num1[0] = Number(num1[0]) + 24;
                num1[0] += Number(num1[1]) / 100; 
            }
            if(num2[0] < 5){
                num2[0] = Number(num2[0]) + 24;
                num2[0] += Number(num2[1]) / 100; 
            }

        return num1[0] - num2[0];
}));

生意気にも解説

リストの入れ替え

$('.shop_lists > li').sort(function(a,b){

sortメソッドで数値を複数回比較、比較した値を基に、
liタグの並べ替えを行います。
比較方法については次から。

基準となる数値を含む文字列を抽出

var str1 = $(a).find('.time').html();
var str2 = $(b).find('.time').html();

aそれぞれに、リストがセットされて行くので、
その中から、timeクラスを持つブロックを指定し、
htmlメソッドで中身(今回だと12:00 ~ 18:00)を抽出します。

ただ、これだと~と閉店時間が含まれてしまうため、
次に開店時間のみ抽出していきます。

数値の抽出と比較の下準備

var num1 = str1.substr( 0, 4 ).split(':');

まず、セットされた文字列から先頭の4文字を指定substr( 0, 4 )します。
12:00 ~ 18:00だと12:0になりますね。

※今回は時間が30分刻みで、1分単位での比較はしなくて良いので切り捨てています。

次に、文字列をを基準に、分割し配列化します。
上の例だと、num1 = ['12', '0']となります。

では、この配列の値を基準に比較する処理に入ります。

比較方法

return num1[0] - num2[0];

順番が前後しますが、結論から言うと、
配列の最初の値num[0]を比較します。

この比較結果を基にリストを並べ替えていくわけですね。(完全に理解)

問題点

ただこれだけだと、以下の問題が発生してしまいます。

  • リスト分単位での比較が出来ない
  • 0時以降オープンのお店が、10時オープンのお店より先に表示されてしまう

そのため今回は、

  • 分単位部分のnum[1]を少数点以下の数値に変換し、num[0]に加算。
  • 0時〜5時の場合は、num[0]に24を足す(24時〜28時に変換)

これらの処理を挟むことにしました。

問題点を解決する処理

if(num1[0] < 6){
        num1[0] = Number(num1[0]) + 24;
        num1[0] += Number(num1[1]) / 100; 
            //結果(1時半オープンの場合): num1[0] = 25.3
    }

この部分ですね。

暗黙の型変換でそのまま24を足したり100で割ることもできるみたいですが、
丁寧に書きましょうということで、Numberオブジェクトで型変換の後に計算。

これで、先程の問題は解決します。

あとは先程の比較式に値が渡るので、比較の後、並べ替え完了です!!!

思うところ

aとbで同じ処理してるので、うまいことまとめられないかなーというのが正直な所。

ループ回したりしてカッチョイイコードを書きたいものの、
正直わかりやすいし2回くらいならいっか()という惰性です。

あと、時間フォーマットの変更に強くないので、
その場しのぎ感は否めないかと。

自分のコードを呪う未来が見えるような、見えないような....。

間違い等あれば、ご指摘下さい。

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