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AWSのデータベースサービス

Last updated at Posted at 2020-01-19

出展:AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

RDS

RDSの概要

・Amazon Relatinal Database Serviceの略
・オンプレミスで使われているデータベースエンジンをそのまま簡単に使うことができる
・使用できるデータベース
 ・Amazon Aurora
 ・MyAQL
 ・PostgreSQL
 ・MariaDB
 ・Oracle
 ・Microsoft SQL Server

RDSとEC2の違い

メンテナンス

・RDSではOS、データベースエンジンのメンテナンスをAWSに任せることができる
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バックアップ

・RDSでは、デフォルトで7日間の自動バックアップが適用されている
・バックアップの期間は0~35日まで設定でき、指定した時間にバックアップデータが作成される
・35日を越えてバックアップデータを保持しておく必要がある場合は、手動のスナップショットを作成できる
・自動バックアップも手動スナップショットもRDSのスナップショットインターフェイスからアクセスできるが、実体はS3の機能を利用して保存される
ポイントタイムリカバリー
 ・自動バックアップを設定している期間内であれば、秒数まで指定して特定の時点のインスタンスを復元できる
 ・過去直近では5分前に戻すことができる
 ・トランザクションログが保存されていることで実現される
 ・RDSの起動が完了した時点で自動でトランザクションログの保存が開始される

高可用性

・RDSのマルチAZ配置をオンにすると、アベイラビリティゾーンをまたいだレプリケーションが自動的に行われる
・レプリケーション、フェイルオーバーはRDSの機能によって自動的に行われる

Amazon Auroraの概要

・MySQL/PostgreSQL互換の、クラウドに最適化されたリレーショナルデータベース
・バックアップが非常に強固
・スタンバイにアクセスできる(リードレプリカがマスター昇格する)
・リードレプリカは15個作成できる
・RDSMySQLに比べて5倍の性能
・ディスク容量を見込みで確保しなくても自動で増加する

DMS

・Amazon Database Migration Serviceの略
・オンプレミスからAWS、AWSからAWSへデータベースの移行をする場合に使用する
・DMSによりオンプレミスからAWSへの継続的なデータ移行を行い、システムのダウンタイムを最小限にできる

DynamoDB

DynamoDBの概要

・NoSQL型の高いパフォーマンスを持ったフルマネージド型のデータベースサービス
・リージョンを選択して使うことができる
・アベイラリティゾーンは意識しなくてもよい
・DynamoDBにテーブルを作って、そこにアイテムと呼ばれるデータを保存すると、自動的に複数のアベイラビリティゾーンの複数の施設で同期され保存される
・データ容量は無制限
・使用している容量のみが課金対象
・性能はユーザが決定する

DynamoDBとRDSの違い

RDS

・垂直スケーリングによりスケールアップする
・基本的には1つのインスタンスで処理を行う
・厳密な処理をすることができるが、大量のアクセスには向かない
SQL型のテーブル形式
・中規模程度のアクセス量で、整合性や複雑なクエリを必要とする場合に使用

DynamoDB

・水平スケーリングが可能
・大量のアクセスがあってもパフォーマンスを保ったまま処理ができる
・トランザクションを必要とする処理や、複雑なクエリには向かない
NoSQL型のデータ形式
・1つのデータはアイテムとして扱う
・大規模なアクセス量で、単純な自由度の高いデータモデルを扱う場合はDynamoDBを使用

その他のデータベースサービス

・Amazon Redshift:
 ・高速でシンプルなデータウェアハウスサービス
 ・データ分析に使用
・Amazon ElastCashe:
 ・インメモリデータストアサービス
 ・オープンソースのRedis、Memcashedのマネージドサービスとして使用
 ・RDSやDynamoDBのクエリ結果のキャッシュに使用したり、アプリケーションのセッション情報を管理する用途で使われる
・Amazon Nopute
 ・フルマネージドなグラフデータベースサービス
 ・関係性や相関情報を扱う
 ・SNS、レコメンデーション(提案)エンジン、経路案内、物流最適化などのアプリケーション機能に使用される

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