SVG > DXF
ちょっとしたSVGファイルをAutoCADで編集して最終的にPNGにしたかったのですが、AutoCADでは直接SVGを読み込むことができませんでした。
検索すると沢山の変換サイトがありましたが、最初に試したサイトではDWGもDXFもAutoCADでは開くことができませんでした。
気を取り直して次のサイトで変換したら見事に開くことができました。
SVGをDXFに変換する オンライン フリー - SVG DXF 変換
AutoCAD > PNG (ダメでした)
AutoCADで編集した後はPNGで出力したかったのですが、次のページのようにPNGOUT
コマンドで書き出したPNG画像は、とても実用できるレベルではなく、サムネイルやアイコンにも使えないくらいの粗さでした。
PNGOUT[PNG 書き出し] (コマンド) | AutoCAD 2016 | Autodesk Knowledge Network
AutoCAD > PDF
印刷のクオリティーに関しては文句なしの実力があるので、ファイルへ書き出すのではなく印刷物として出力したらバッチリでした。
プリセットされてるPDFのプロッタ環境設定は5つもありましたが、僕は迷わずに3番目のAutoCAD PDF (High Quality Print).pc3
を選びました。(他は試してません。)
- DWG to PDF.pc3
- AutoCAD 2015 以前で使用されている汎用ドライバ。
- AutoCAD PDF (General Documentation).pc3
- ほとんどの用途に適した汎用ドライバ。
- AutoCAD PDF (High Quality Print).pc3
- 用紙への印刷用に最適化された PDF ファイルを生成します。
- AutoCAD PDF (Smallest File).pc3
- 可能な限り小さいファイル サイズの PDF を生成します。
- AutoCAD PDF (Web and Mobile).pc3
- モバイル デバイスや Web ブラウザのハイパーリンクをサポートする PDF ファイルを生成します。
PDF > PNG
これも検索したら沢山のサイトが見つかったのでとりあえず一番上のサイトで試したらうまくいきました。
PDF PNG 変換 – オンラインでPDFをPNGに
背景を透明にする。
PythonのPILを使って背景を透明にしました。
# インポートはこれだけ
from PIL import Image
# 画像をオープン
im = Image.open("hoge.png")
# 8bit グレイスケールモードに変換する。
L = im.convert("L")
# Lチャンネルの白黒を反転して、
A = L.point(lambda x: 255 if x < 128 else 0)
# アルファチャンネルAとして合体する。
im = Image.merge("LA",(L,A))
# 画像を保存する。
im.save("hoge2.png")
以上、SVGファイルを編集してPNGにするまでのメモでした。
SVGファイルをPNGにするのはPythonだけでできるのですが、SVGを編集したうえでとなるとそれなりの環境が必要になると思います。
今回は、SSDの故障が原因でOSの再構築の為、会社や手元にあるものでの作業になりましたが、変換サイトのおかげでとても助かりました。