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基幹業務のプロセスマイニング「HappyPath-ERP」を強化、ケースごとにプロセスを詳細分析

2019年12月10日(火)IT Leaders編集部

MeeCapは2019年12月9日、PCの操作内容を可視化するソフトウェア「MeeCap」の機能の1つで、ERPデータのプロセスマイニング機能「HappyPath-ERP」を強化したと発表した。ケースごとにプロセスを詳細に分析できる機能を2019年12月から提供する。

 MeeCapは、PCの操作内容を記録して可視化するソフトウェアである。オフィスワーカーの日常業務におけるPC操作などのビッグデータを収集し、生産性の低下、業務分担の偏り、ナレッジの散逸などの課題を抽出して可視化する。非効率的な業務を改善できる。

 RPA(ロボットによる業務自動化)を導入する前の業務プロセス分析を支援する機能として、収集したPC操作ログを元に、自動的に業務プロセスをフロー図として表示する「HappyPath」機能も備えている。RPAに適した繰り返し行われる作業などの典型的な業務プロセスや、例外的な処理フローなどを抽出できる。

 ERP(統合基幹業務システム)などの業務システムのログから業務プロセスを抽出できる「HappyPath-ERP」機能も備えている(関連記事MeeCap、基幹業務プロセスのフロー図を作成できるプロセスマイニング機能「HappyPath-ERP」)。業務システムの業務プロセスをフロー図として表示できる。典型的な業務プロセスや、例外的な処理フローを抽出できる。

 今回、HappyPath-ERP機能を強化し、ケース属性機能を付けた(図1)。トランザクションに区分や種別などの情報を付加することができる機能である。ケースごとの遷移グラフと元データを表示し、付加情報によってプロセスに差異があるかなど、付加情報を変数としてそれぞれのケースについて詳細に分析できるようにする。

図1:ケース属性ごとのプロセス表示イメージ(出典:MeeCap)図1:ケース属性ごとのプロセス表示イメージ(出典:MeeCap)
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 例えば、基幹システムデータの付加情報に「納品先」を指定した場合のケースごとのトランザクション数の差異や、「納品数量」と「金額」を指定した際のプロセス時間の差異など、ケースの付加情報ごとに分析できるようになる。

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