awsがWebRTCのサポートを開始
WebRTCはWebブラウザでリアルタイムデータのやりとりが可能な技術で、主にSkypeのようなビデオ通話に利用されています。
Android/iOSでも利用が可能です。
ユースケースの「赤ちゃんの監視」が微笑ましい。
Typical uses include interactive video and audio between a video doorbell or baby monitor and your mobile phone, video chat, and peer-to-peer media streaming
正しくはSTUN/TURNの提供のようです。
コンソール上にもチャネル作成の項目があります。
今まではaws+WebRTCの場合、Wowza等のミドルウェアをEC2上でセットアップして構築というイメージでしたが、数クリックで構築できるようになります。
サンプルコードも公開されてます
https://github.com/awslabs/amazon-kinesis-video-streams-webrtc-sdk-js#add-signaling-client-event-listeners
カメラ映像取得などはNativeなJavaScriptのAPIを利用するようです。
オンラインドキュメント
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/kinesisvideostreams/latest/dg/API_Operations.html
このドキュメントで実装を進めるのは敷居が高そうです。やはりサンプルコード見ながら実装するのが最短かもしれません。WebRTCの基礎知識も必要になりそうです。
こちらにチュートリアルが記載されていました。
https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/update-kinesis-video-streams-supports-webrtc/
未調査(今後調査予定)
・1対Nのライブ配信系にはどの規模(同時接続数)に耐えうるか?
・録画方法
・冗長構成
・遠隔地とのビデオ通話での遅延
類似サービス(SDK)
このaws+WebRTCの類似のサービスとしては既存の下記SDK等があります。
先行してリリースされているサービスのほうが機能面や実績では安心感がありそうです。
・SkyWay
・Twilio
・OpenTok
・agora.io