IBM、20万台のMacを導入〜従業員のパフォーマンスが向上、メンテナンスも容易に


     
    コンピュータ関連製品およびサービスを提供するIBMは、社内で使用されていた20万台のWindowsコンピュータをMacで置き換えたところ、従業員のパフォーマンスに大きな改善が見られ、メンテナンス費用も下がった、と報告しています。

    Mac導入で従業員の離職率も低下

    IBMが発表したMacコンピュータ導入による成果報告によれば、IBM従業員はMacを使用し始めてから、勤務評価で期待を上回る可能性が22%高くなったとのことです。また、Macを使用する従業員は、Windowsを使う従業員に比べて16%多くの売上を上げていることがわかりました。
     
    Macの導入で従業員の満足度も上がっており、離職率がWindows使用時よりも17%低くなりました。Macユーザーはソフトウェアにも満足しており、5%の従業員が追加のソフトウェアを求めたことがわかっています(Windowsユーザーは11%)。

    メンテナンスに必要な従業員数も減少

    20万台のコンピュータのメンテナンスを行うのに、Windows使用時は20名の従業員を必要としていたところ、Mac環境ではわずか7名でまかなえるようになりました。
     
    コンピュータに導入されたOSなどのソフトウェアを旧バージョンから新しいものへと入れ替えるマイグレーション作業は、98%のMacユーザーが容易であると回答しました(Windows 7からWindows 10への移行の際は86%が容易と回答)。
     
     
    Source:AppleInsider
    Photo:Patrick/Flickr
    (lexi)

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