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Microsoftが11月の月例パッチ公開、74件の脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は13日、11月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer(IE)、Office関連のソフトウェア、SharePoint関連のソフトウェア、Visual Studio、Exchange Server、ChakraCore、Azure Stack。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10/8.1/7、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008)、Microsoft Edge、IE、Exchange Server、ChakraCore。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで74件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが13件。

 また、今回修正した脆弱性のうち、IEを対象とした「CVE-2019-1429(スクリプトエンジンのメモリ破損の脆弱性)」については、すでに脆弱性の悪用が確認されているという。