はじめに
Git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。 / Wikipediaより引用
私はGitを使わない開発をしたことがないので、これが無かったら昔の人(今もかもしれないが)は一体全体どうやってバージョン管理をしていたのかと、まだまだペーペーのエンジニアですが愚考してしまいます。
さて、この記事では私がチーム開発時によく使うGitコマンド5選を集めました。開発にはGitBucketやPyCharm、VSCodeを使っており、GUI操作で済ませた方が早いものは一般的に使われるコマンドでも載っていない事があるので、あくまで一例としてご参考ください。
コマンド一覧
git add .
①ステージ(バージョン管理の対象に追加)します。
個別にファイルを指定する事も出来ますが、面倒なので基本.
で全て追加します。
git commit -m <変更内容等のコメント>
②コミット(その時のデータをバージョン管理の記録として保存)します。
コメントには、FIX_
、ADD_
、DELETE_
等変更内容が分かるように接頭辞を付けたりしてます。
開発規模が大きい場合は、コミットの粒度を小さく明確にしておいた方が余計な躓きが減りそうです。
例)git commit -m ADD_顧客登録機能
git push origin HEAD
③プッシュ(リモートリポジトリにローカルリポジトリのデータを反映)します。
これによってGitBucket上でも差分を確認できたり、プルリクが出来るようになります。
git pull origin HEAD
④プル(リモートリポジトリのデータをローカルリポジトリに反映)します。
コンフリが発生したら、その箇所だけIDE上で修正してマージすれば最新のソースになっています。
git checkout -b <新規作成するブランチ名>
⑤ブランチを新規作成して、ついでにそのブランチに移動します。
最新のソースを取ってから行いましょう。
おわりに
使用頻度は高くないですが、余裕のある方はfetch, merge, revert, reset, show, log辺りを覚えておくと役に立つかもしれません。
それでは、よいGitライフを!