Raspberry PiにLinux Brewをインストールして、Node.jsを動かします。
自分の構築時環境
※Debian/Ubuntuにインストールする際、同じ手順でインストールできます。
- クライアント側
- Windows 10上のコマンドプロンプト
- Visual Studio Code InsidersのRemote Development
- サーバー側
- Raspberry Pi 3B
- Raspbian 10
Linux Brewのインストール
- 文字コードの変更
-
sudo raspi-config
コマンドを実行します。 -
4 Localisation Options
→I1 Change Locale
の順にロケールの選択画面を表示させます。 -
en_US.UTF-8 UTF-8
とja_jp.UTF-8 UTF-8
をスペースキーで選択し、エンターキーを押します。 - デフォルトのロケールを設定する画面が表示されるので、
en_US.UTF-8 UTF-8
を選択してエンターキーを押します。
-
- Linux brewのインストール
- Linux Brewのサイトから、コマンドをコピー&ペーストして使用します。
- 基本的に、最新版のRaspbianを使用していれば、必要なパッケージ類はインストールされていますが、Linux BrewのDebian or Ubuntuのコードを打ち込みます。
sudo apt-get install build-essential curl file git
- インストーラーをダウンロードして実行
sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Linuxbrew/install/master/install.sh)"
- PATHを通す。
test -d ~/.linuxbrew && eval $(~/.linuxbrew/bin/brew shellenv)
test -d /home/linuxbrew/.linuxbrew && eval $(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)
test -r ~/.bash_profile && echo "eval \$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)" >>~/.bash_profile
echo "eval \$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)" >>~/.profile
- 正常にインストールされたかの確認。
brew install hello
と入力して、特にエラーが表示されることなく実行されていることを確認します。
最後に、hello
と入力してHello, World!
か世界よ、こんにちは!
と表示されると成功です。
nodebrewのインストール。
nodebrewのGitHubの手順通り行います。
インストール
curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
PATHを通す。
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
設定を再読み込みします。
source ~/.bashrc
正常にインストールされたかの確認。ヘルプが表示されると成功です。
nodebrew help
Node.jsのインストール
インストールすることのできるNode.jsのバージョンの確認
nodebrew ls-remote
インストールしたいバージョンが12.8.0の場合
nodebrew install-binary v12.8.0
※最新版をインストールしたい場合
nodebrew install-binary stable
※安定板をインストールしたい場合
nodebrew install-binary stable
正常にインストールされたかの確認。インストールしたNode.jsのバージョンが表示されると成功です。
nodebrew ls
※下記のコマンドでもNode.jsのバージョンを表示することが可能です。
node -v