この記事は Apple の Human Interface Guideline の Accessibility - Introduction の部分を翻訳したものになります。正確な情報は公式ページを御覧ください。なお、言葉遣いには気をつけているつもりですが、不適切な部分がありましたら編集リクエストお願いします。
アクセシビリティ
人々は透明度を下げる機能、VoiceOver、テキストサイズの拡大機能などの Apple のアクセシビリティ機能を利用して、自分に合ったデバイスとの付き合い方を身につけていきます。アクセシビリティ対応がされたアプリは、そのようなパーソナライズされた機能を提供したり、あらゆる人に素晴らしいユーザ体験を提供することができます。これは、アプリの機能やデバイスの使い方には依存しません。
機能障害と適応
世界の約7人に1人の人が機能障害や能力障害を抱えており、それが周りやデバイスとの関わり方に影響を与えています。人はあらゆる年齢、あらゆる期間、様々な重症度で障害を経験する可能性があります。車の運転、明るい日のハイキング、静かな図書館での勉強などの一時的な状況下での障害は、デバイスを操作するほとんどの人に関わる可能性があります。
障害の4つの主要なカテゴリと、それらに対応するアクセシビリティ機能を知り、全ての人にとって包括的でアクセシブルなアプリになるようデザインしていきましょう。
視覚
視覚機能障害には失明、色覚異常、画面を見るのに不快感や困難を感じたりする問題や状況が含まれます。
視覚障害のあるユーザ向けに、Apple は全てのプラットフォームに VoiceOver を提供しています。また、色反転機能、テキストの拡大機能、ズーム機能、拡大鏡機能などの表示機能も提供しています。
聴覚
聴覚障害にはあらゆるタイプの聴覚欠如に加え、映画館でデバイスから音を出したくない状況なども含まれます。
Apple はクローズドキャプション、視覚・触覚通知、Siri などの機能を通じて、聴覚インタラクションに代わるものを提供しています。
身体、運動
身体、運動上の問題を持つ人は、デバイスを持ったり操作したりするのが困難な場合があります。
Apple は細かい動作をせずともデバイスを使用できるように、いくつかの仕組みを用意しています。
- Switch Control は iPhone、iPad、Mac、Apple TV のどのデバイスでも使えます
- Siri を使えば音声を使ってアプリやデバイスを操作できます
- Assistive Touch により、標準ジェスチャーをより簡単に実行できます
読解記述力と学習
読解記述力と学習に関する問題には、話すこと、読むこと、複雑なものの解釈、集中力の維持に対する難しさが挙げられます。