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米ワシントン州シアトルのジェニー・ダンカン市長は現地時間6月24日、Appleが同市において、今後5年間で2,000人を新たに雇用する計画だと発表しました。
Appleはシアトルに複数のオフィスを持っており、人工知能(AI)、機械学習、iCloud、Siriの開発を行っています。2017年には、シアトルにおけるAIおよび機械学習の研究拠点を拡大すると発表、2018年4月にはシアトル中心部の建物内で借りていたスペースを、1フロア半から5フロアへと拡大しました。
またつい最近は、シアトルのサウス・レイク・ユニオン地区において、この夏完成予定の12階建ての2棟のビルから構成される「333 Dexter」の大半をオフィスとしてリースするようだと報じられたばかりです。
Appleは2018年12月、2021年までにシアトルにおいて新たに1,000人以上を雇用する計画を発表しています。今回の発表は2024年までに2,000人を新規採用するという意味であり、Appleがシアトルにおける研究開発事業を順調に拡大していることを示唆しています。
ダンカン市長は公式メッセージにおいて「シアトルにおけるAppleの施設拡張は、住民の就職先が増えていることを示す一例であり、私達の市が経済都市へと成長しているという意味でもあります」と述べています。
Source:Seattle.gov via MacRumors
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。