さすがワインの国フランス…。
テクノロジーが進化でフィンテックやヘルステックなど、特定分野で特徴あるサービスやガジェットも増えてきましたが、アルコールにもその波が。
今回姉妹サイトmachi-yaに登場した赤ワイン専用スキャナー「MyOeno(マイオイーノ)」は、光の透過量などでワインの味を識別し、アプリで記録や類似ワインを探すことができるというもの。ワイン初心者にとって産地や品種、ビンテージ(年代)だけでも記憶しておくのは難しいですが、更に味や熟成度まで知れる機能も搭載しています。
さっそく詳細をチェックしてみましょう。
雰囲気や値段で選ぶことから脱却
多くの人が「ワインを飲もう」と思って挫けるポイントは購入段階なんだとか。判断基準を持つワインラバーの皆さんには心配無用ですが、カジュアルユーザーは、ズラッと並んだリストや棚からの選択は、結果的に雰囲気や値段で判断することもしばしば。MyOenoはその判断をロジカルにするために開発されたとのことです。
ちなみに「Oeno(オイーノ)」は耳馴染みがないですが、古代ギリシャ後でワインを意味するとのことです。
ソムリエも太鼓判の光を使った測定
使用法はとても簡単で、スマホとペアリングした後にアプリの手順に従って短時間だけワインにディップするのみ。調べたワインを化学変化をさせたりすることはなく、測定が終わればそのまま美味しく飲むことが可能です。
測定の秘密は光の透過量とのこと。赤ワインはその名のとおり色が特徴ですが、熟成度やタンニンなどの含有量によって光の波長に影響し、その数値が一般的にワインの評価に利用される酸味や、軽い重たいといった項目に強い相関関係があるようです。
数値化のアルゴリズムはワインの味と光に関する研究論文を参考に、プロのソムリエの意見を取り入れて開発されたそう。そのスキャン精度は十分であるとのことです。
味の4要素をシンプルに表示
アプリではボディ(軽い重い)・タンニン・酸味・熟成度をトライアングルとバーグラフで表示。残念ながら現時点では英語のみですが、AIによる簡易レビューなども閲覧可能です。その他、スキャンしたワインをラベル写真と一緒に記録しておくこともできます。
製品自体もその使い方を示唆するようなシンプルな作りに。スイッチ類はON/OFFボタンのみで、あとは充電用のMicro USBコネクタのみとなっています。コネクタ部がむき出しなので洗う場合には水濡れなどに注意が必要ですね。
赤ワイン専用で用途は限られますが、奥深い世界を分かりやすくしてくれる面白いツールだと感じました。ワインが日常にある国ならではのプロダクトで、初心者の方も血液がワインになっている愛好家の皆さんも試してみると新たな発見があるかもしれませんね。
「MyOeno」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaでキャンペーン実施中。34%OFFの早割が30個限定の10,800円(送料込)からオーダー可能となっています。
気になる方は下のリンクからチェックしてみてください。
>> 赤ワインの世界を広げるワインスキャナー「MyOeno」のオーダーはこちらから
Image: machi-ya
Source: machi-ya