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Enterprise “紙帳票”をデジタル化&自動化で手入力ゼロへ!手書き帳票データ化サービス「リレクwith AI inside」と、RPAツール「WinActor」の提供がスタート

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“紙帳票”をデジタル化&自動化で手入力ゼロへ!手書き帳票データ化サービス「リレクwith AI inside」と、RPAツール「WinActor」の提供がスタート

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デジタル化が進む現代であるが、まだまだ“紙ベース”のものも多い。そのひとつが「紙帳票」だ。

人力による入力という煩雑な作業を軽減すべく取り組んでいるのが、インターネット関連事業を営む株式会社イージェーワークスである。システムテスト事業を展開する株式会社デジタルハーツと、手書き帳票データ化サービス「リレクwith AI inside」(※1)及びRPAツール「WinActor(R)」(※2)の販売パートナー契約を締結し、2019年6月より提供を開始した。

※1:リレク(LisLec)とは「手書きを読む」のフランス語 「Je lis l'ecriture 」からの造語
※2:WinActor(R)はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標

・デスクワークのRPA化が遅れる「紙帳票」業務

パソコンの普及とともに、業務のデジタル化が進み、RPA(Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション、デスクワーク等をロボットが代行・自動化すること)を導入する企業や自治体が増え、パソコンを使った定型業務の自動化が進む一方、“紙”ベース作業からの切り替えがなかなか浸透していないのが、「紙帳票」を扱う業務。

FAXで届く注文書、郵送される請求書、手書きの申込用紙など多くの紙帳票を、人が「目」で見て「手」で入力するために時間を割いている現状が未だある。

・OCRとAIを組み合わせ!手書きをデジタルデータ化

そこで注目されているのが、OCR(Optical Character Recognition/Reader /オーシーアール、光学的文字認識)。手書きや印刷された文字を、スキャナーやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術のことだ。

AIと組み合わせたAI-OCRを活用すれば、さまざまな紙帳票をテキストデータ化することができるが、RPAと連携し自動化の範囲拡大を期待するも、思うような成果が出せないというニーズも多くあった。

こういったニーズを受けて、このたびイージェーワークスとデジタルハーツの2社が提携をおこない、新サービスを展開することになった。

国内シェアNO.1の純国産RPAツール「WinActor(R)」と、AI機能が搭載された最新OCRサービス「リレクwith AI inside」の導入から運用/保守までのコンサルティングや技術相談など、さまざまなサポートプランを提供する。情報システムの専任担当者がいない企業でも安心して利用できそうだ。

・「リレク with AI inside」とは

【リレク with AI inside について】
手書き書類や帳票の文字を、AI 技術を使って読取・データ化するOCR サービス。NTT東日本より、OCRサービス「AIよみと~る」のOEM提供を受け、「リレクwith AI inside」としてサービス化したもの。96.71%(※3)という高い読取精度、マウスの操作だけで読取設定が可能な使いやすさが特徴だ。

※3:NTT東日本が2018年度第2四半期に実施したトライアルにおける実測値

面倒で煩雑な紙媒体の入力をデジタル化&自動化することで、単純作業をグッと減らすことができるし、人為的な入力ミスも防げる。大幅な作業の効率化が期待できそうだ。

リレク with AI inside
株式会社イージェーワークス
WinActor
手入力ゼロ!「AI-OCR×RPA」で実現へ PR TIMESリリース

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