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CTCとOutSystemsジャパン、ローコード開発基盤「OutSystems」の導入サポートプログラムを提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)とOutSystemsジャパン株式会社は24日、OutSystemsジャパンのカスタマーサクセスプログラム「Guided Success Program(以下、GSP)」を、OutSystemsプラットフォームを採用する日本の顧客向けに2019年6月から共同で提供すると発表した。

 OutSystemsプラットフォームは、最小限のコーディングでアプリケーション開発を可能にするローコード開発基盤で、ウェブやモバイルアプリなど開発・運用・保守が同一の基盤で視覚的に実現でき、コーディング作業の省力化が期待できるプラットフォーム。

 今回、CTCとOutSystemsジャパンが提供するGSPは、OutSystemsプラットフォームを採用する顧客向けの導入サポートプログラムで、プラットフォーム上でのアプリ開発・リリース・運用が迅速かつ円滑に進められるように構成されているサービス群により、手戻りを削減し、Lead Time to Value(計画段階からシステムの価値を生み出すまでの所要期間)を短縮できる。

 導入後の運用フェーズでも、DevOps改善やプラットフォームの拡張などに役立つサービスを備え、顧客環境に応じたトレーニングでエンジニアのスキルアップを図ることもできる。アジア太平洋圏内の2018年の実績では、GSPによりLead Time to Valueで約20%の短縮効果が実現できているという。

 CTCは、2015年からOutSystemsの日本での取り扱いを開始し、積極的にアジャイル開発やDevOpsに取り組んでいる。また、OutSystemsを活用できる環境を備えたアジャイル開発専用スペース「アジャイルオフィス」も東京と豊田オフィスにそれぞれ開設し、アプリケーションビジネスの拡充に努めている。

 CTCとOutSystemsジャパンは、CTCの国内SIビジネスでの経験とOutSystemsジャパンの製品エキスパートにおける知見を組み合わせ、日本の顧客向けに共同でGSPの提案と提供を行うことで、顧客のさらなる効率化に貢献するとしている。