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「Google Chrome 74」が正式公開 ~39件の脆弱性を修正(4月26日追記)

開発者向けの機能を強化、Windows 10の“ダーク モード”サポートは順次展開

「Google Chrome」v74.0.3683.75

 米Googleは4月23日(現地時間)、デスクトップ版「Google Chrome 74」を正式リリースした。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10で利用できる。

 「Google Chrome 74」では、JavaScriptのプライベートなクラスフィールドを宣言できるようになった。“#”で始まるクラスフィールドを宣言すれば、そのフィールドはクラスの外からアクセスできなくなる。

 また、CSSの“Media Queries Level 5”仕様の一部である“prefers-reduced-motion”がサポートされた。ユーザーが明滅やフラッシュといった効果を身体的に受け付けない場合や、性能が低い端末やバッテリー節約モードの端末を利用している場合に、Webページに対し余計なモーション効果を抑制するように伝えることが可能。アクセシビリティに配慮したWebサイトを開発するための手掛かりとなる。

 そのほかにも、CSSトランジションのイベントフックや、閲覧サイトでどの機能が有効になっているかをチェックする新しいAPI(document.featurePolicy.*)がサポートされた。一方で、Windows 10の“ダーク モード”サポートは、正式版への採用が見送られたようだ。今後のリリースに期待したい。

 なお、本バージョンでは39件の脆弱性が修正されているので注意。脆弱性の深刻度の内訳は、同社基準で4段階中上から2番目の“High”が5件、上から3番目の“Medium”が12件、最低の“Low”が2件などとなっている。

4月26日編集部追記: Googleによると、「Google Chrome 74」はWindows 10の“ダーク モード”をサポートしているとのこと。現時点ではまだ一部のユーザーにしか展開されていないが、近いうちに広範なリリースが行われる模様だ。詳しくは以下の記事を参照してほしい。