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ネットワールド、Apache Kafkaの商用製品を提供するConfluentと販売契約を締結

 株式会社ネットワールドは23日、オープンソースのビッグデータ処理ツール「Apache Kafka」の商用製品を提供する米Confluentと国内初の販売契約を締結し、イベントストリーミングプラットフォーム「Confluent Platform」および「Confluent Cloud」の国内販売を開始した。

 Confluenceプラットフォームは、Apache Kafkaをベースに、Kafkaクラスター上のデータフローの最適化とそれを管理するためのツールや、認証と承認、暗号化といったエンタープライズに必要不可欠の機能を追加することによって、Apache Kafkaを拡張しています。

 Confluent Platformは、Apache Kafkaをベースに、開発・運用ツールで補完・増強した商用製品。企業は、Kafka用のクライアントおよびコネクターのエコシステムを使用して、組織全体にわたってすべてのアプリケーションを統合し、Kafka用の唯一のストリーミングSQLエンジンであるConfluent KSQLを含む高度なストリーム処理機能を使用して、リアルタイムでデータを処理できる。

 また、弾性スケーリングを単純化するための自動データバランシングや、回復力を高めるためのマルチデータセンター複製、KPIを追跡してSLAを満たすためのグラフィカルユーザーインタフェイス、エンタープライズグレードの暗号化、認証、許可などの機能を備え、ミッションクリティカルな信頼性を提供する。

 製品は、パブリックまたはプライベートの任意のクラウド上に展開が可能。また、企業は、ストリーミングプラットフォームの運用モデルに関して、Confluent Platformを自己管理ソフトウェアとして使用するか、Confluent Cloud(主要なパブリッククラウドでインスタンス化された完全管理サービス)を使用するかを選択できる。