はじめに
モバイルアプリ開発にとって、マシンスペックは開発効率に直結しますよね。
iOSアプリ開発を行なっているときの、ビルド時間が長いこと長いこと。。。
さすがに時間が勿体なさすぎたので、
MacBook Pro 13-inch (2017) -> Mac mini (2018) に乗り換えました。
その結果、めちゃめちゃ快適になりました。
今後、弊社アプリチーム全体に高スペックMacを導入すべく、簡単に比較を行いました。
iMac Proはちょっと無理。。。って場合に、25万ほどのMac miniは乗り換えの有力候補になると思いますので、参考までにどうぞ。
ビルド時間比較
私が関わっているiOSアプリのクリーンビルドを10回行いましたので、
そのビルド時間平均を記載します。
- 環境
- Mojave
- Xcode 10.1
Mac mini | MBP |
---|---|
44.8184 sec | 92.1546 sec |
約1/2の時間でビルドが完了するようになりました。
計測時間詳細
Mac mini
MBP
43.655
93.531
45.136
92.335
44.224
91.599
44.480
92.748
44.399
92.554
44.926
91.984
44.748
91.456
44.511
92.276
46.918
91.549
45.187
91.514
スペック比較
今回利用したマシンスペックは、こんな感じです。
Mac mini | MBP | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i7-8700B | Intel Core i5-7360U |
Memory | 32GB 2,666MHz DDR4 | 16GB 2,133MHz LPDDR3 |
Storage | 512GB SSD | 256GB SSD |
Geekbench Multi-Core スコア | 24243 | 9075 |
乗り換え時に気をつけるポイント
- Mac miniには入力/出力インターフェースを外付けする必要があるので、持っていない場合は別途購入が必要です。
- キーボード
- マウス or トラックパッド
- ディスプレイ
- GPUのアップグレードはできません。もし、増設したい場合はeGPUを買いましょう。
さいごに
ビルド時間が半分以下になったことで、ストレスが大きく軽減されました。
さらに、ビルド中にSketch, Chrome, Slack などのチェックをしていても、
全くカクツクことはなく、ここも大きなストレス軽減ポイントの一つです。
2,3月は費消の時期なので、交渉したらサクッとOKもらえるかもしれませんよ。