[小ネタ]Amazon WorkSpacesでAmazon Connectが動くか試してみた

2019.02.15

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はじめに

こんにちは、中村です。

今回はWorkSpaces上でAmazon Connectで利用できるか試してみました。これによりCCPを利用する端末でWorkSpacesのメリットを享受できます。

試してみた

今回は、Amazon Connect側では作業は行いません。確認のため、アウトバウンド発信ができる準備をしておきましょう。

WorkSpacesにアクセスし、今すぐ始めるをクリックでスタートします。今回はブラウザのみ利用するため高速セットアップ起動をクリックします。バンドルは、Standard with Windows10を利用します。その他については、任意の値を設定してください。

入力を完了したらWorkSpacesの起動をクリックしてください。 WorkSpacesの起動が始まります。起動が完了すると先ほど入力したE-mailに接続方法が送信されてきます。(WorkSpacesの起動には20分ほどかかりました)

メールのリンクをアクセスして、パスワードを設定しましょう。

設定が完了したら、WorkSpaces Clientをダウンロード・インストールします。メールにて送信されたRegistration Codeを入力します。

成功すると、ログインページに遷移します。先ほど作成したユーザーID, 設定したパスワードを入力します。ログインが成功すると、デスクトップが表示されます。デスクトップにFirefoxが確認できます。CCPはChromeとFirefoxが要件なのでそのまま利用しましょう。

Firefoxを開き、インスタンスログインURLにてログインします。

右上の電話マークをクリックして、CCPを起動しましょう。マイク・通知の設定のみ許可することで正常に動作するようになります。

ここまで設定が完了したら実際に電話してみましょう。Connectの設定が正しければ、問題なくアウトバウンドコールができます。

今回、バージニア北部(us-east-1)にてAmazon WorkSpacesを、東京(ap-northeast-1)にてAmazon Connectを構築しています。実際に電話をしてみると1秒ほどラグが確認できました。WorkSpacesを東京にした場合はラグは緩和されると考えております。

まとめ

WorkSpaces側では特段作業なく利用できました。 社内ネットワークの制限でそのままではCCPを使えない場合も、Workspacesを利用することで使えそうです。

弊社では、「Amazon Connect」のキャンペーンを開催しています。

また音声を中心とした各種ソリューションの開発支援も行なっております。