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インフィニコ、RADIUSアプライアンス製品を機能強化

 株式会社インフィニコは7日、RADIUSアプライアンス製品の「NetRegio2DefRAD」シリーズ、「NetNebulas2 DefRAD」シリーズ、仮想アプライアンス「VA DefRAD」シリーズについて、機能強化した最新ソフトウェアを搭載し、販売すると発表した。ソフトウェア提供開始時期は2019年3月。

 ユーザーポータル機能の拡張では、ユーザー自身によるパスワード変更を可能にした。また、自動/単一/直列/並列の承認ワークフロー機能、ワークフローに対応した利用申請、およびクライアント証明書の発行申請、Windows端末からの初回申請時に端末のMACアドレスを自動取得する機能などを追加した。

 外部連携機能については、Active Directory連携に加え、文教などでの利用が多いLDAP連携認証に対応(NetNebulas2シリーズのみ)。外部連携ユーザー数は、DefRAD製品のモデルに関わらず最大上限数まで拡張した。Active Directory連携では、所属グループによる認証許可制御にも対応した。

 外部証明書利用の認証機能については、自装置以外の証明書を使った外部認証に対応。外部で作成されたサーバー証明書の取り込みと外部CA証明書のインストールにより、自装置をプライベート認証局として構成することなく、外部クライアント証明書によるRADIUS認証に対応する。

 アカウント管理機能の強化としては、有効期限付きゲストアカウント登録機能、有効期限切れや利用実績のないアカウントの抽出と削除機能を追加。認証プロファイル拡張機能としては、これまでの2要素認証から同一装置で3つの認証方式に同時対応し、無線LAN/有線LAN/SSL-VPNなど異なるビジネス環境ごとに別々の認証方式を利用できる。

 このほか、インポート/エクスポート機能の強化、MAC認証新オプション対応、画面機能の改善、NTPサーバー機能(NetRegio2 DefRAD)WebAPI連携機能(NetNebulas2 DefRAD)などの追加を行う。