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ファンレスで10GBASE-TとM.2を装備する家庭向け2ベイNAS、QNAP「HS-453DX」をテックウインドが発売

 テックウインド株式会社は、10GBASE-TとM.2スロット×2を装備するQNAPのホーム向けファンレス2ベイNASキット「HS-453DX」を12月21日に発売する。市場想定価格は9万800円(税込)。

 AV機器のような横置きタイプの本体に、マルチギガに対応する10GBASE-T×1と、SATA接続のM.2スロット×2をキャッシュ用として装備するのが特徴。

 筐体は高さ約42.8mmと薄型で、HDD冷却用のファンは非搭載。動作時ノイズは6.2dBA(SSD搭載時)または13.0dBA(HDD搭載時)。本体内部の左右端には、それぞれ3.5インチベイを備える。

 CPUには、ファンレスで動作するCeleron J4105(クアッドコア、1.5GHz)を採用。AES-NIハードウェア暗号化と、4K動画のリアルタイムトランスコードにも対応する。メモリはDDR4 SO-DIMM 2GB×2(最大4GB×2)を搭載する。

 NAS用OSの「QTS 4.4.0」を搭載し、QTS App Centerで配布されている「Roon Server」アプリの動作もサポート。NAS内の音楽ファイルを対応デバイスからPCレスで再生できる。

 背面には、4K出力に対応するHDMI 2.0×1、HDMI 1.4b×1の映像出力端子と、10GBASE-T×1、ギガビット対応LAN×1の各ポート、USB Type-C×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2を搭載する。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は404×220×42.8mm、重量2.40kg。