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よちよち歩きの子どもが、引き出しから整然とプラスティック容器を引き出していくのを見たことがある人は、多くの子どもは生まれつきのエンジニアだという言葉に疑いをもたないだろう。親としてあなたがやるべきことは、子どもの創造性を育むこと。それと、子どもが創造性を発揮したあとの後片付けをすることだ。
これから、未来の科学者が分解したり破壊したり組み立てたりできるSTEM(Science=科学、Technology=技術、Engineering=工学、Math=数学)おもちゃや、知的好奇心を刺激する本などをいくつか紹介しよう。
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子どもはどんどん失敗すればいい。わたしたちは子どもを愛さざるを得ないのだから。価格約15ドル(日本のアマゾンでは2,205円)。
** ** #### 05. ** 「Tegu Magbot」**
マグネット積み木「Tegu」は、磁石が入った積み木だ。1〜2歳の子どもが何時間も遊んでしまうほど不思議な魅力がある。毒性はなく、鉛やプラスチックの部品を使用していない。また、磁石がついているため、なくしても見つけやすく、手入れも容易だ。
Sphero[日本語版記事]は、ピンポン球のようなかわいい外見だが、ジャイロスコープや加速度計、LEDライトを搭載した立派なロボットだ。ボウリングしたり、顔の表情で操作したり、ヴィデオゲームのコントローラーとして使ったりできる。
セットには、連射砲や悪役のハーレイ・クインも付いている。さあ、組み立ててみよう。価格約72ドル(日本では12,000〜15,000円程度)
ただでさえ手ごろなアマゾンの子ども用タブレットが、いまだけさらに手ごろな価格になっている。製品レヴュー[日本語版記事]でも述べた通り、怖いものなしのペアレンタルコントロールが搭載されている。「FreeTime」のプロフィールに承認済みコンテンツを追加することすら難しいため、インターネット上の悪意ある人々が、厳重なペアレンタルコントロールを突破するのは至難の業だ。
タイル、ペン、紙などの実在するものを動かし、画面上で絵を描いたり、パズルやゲームを解いたりする。人工知能(AI)がデジタルと現実をシームレスにつなぎ、魅惑的な体験を約束してくれる。価格約80ドル(日本のアマゾンでは12,281円)。
Anki Cozmoは発表された当初、外見はずば抜けて魅力的だが、残念ながら、性能は宣伝通りではないと評価された。ところが、2017年のアップデートで状況は変わった。アンキが「コードラボ」を立ち上げ、小中学生の使用を想定したシンプルなプログラミング言語「Scratch」でコマンドを記述し、小さなロボットを動かす方法を教え始めたのだ。価格約150ドル(日本ではタカラトミーが発売。アマゾンでは27,200円)。
TEXT BY ADRIENNE SO
TRANSLATION BY KAORI YONEI/GALILEO