fossBytesに10月14日(米国時間)に掲載された記事「How To Clear Android Cache : 4 Quick And Easy Ways」が、Androidデバイスにおいてキャッシュデータを削除する方法を伝えた。メモリの空きがなくなっている場合、システムの動作に何らかの不具合を感じる場合は、キャッシュデータをクリアすることで状況が改善することがあるとしている。

紹介されている方法は次のとおり。ただし、4番目の方法は、デバイスごとにやり方も異なり、デバイスが壊れるおそれもあるため注意が必要。

(1)デバイス設定からすべてのキャッシュデータをクリアする方法

設定→ストレージ → 内部共有ストレージ → キャッシュデータ → OK

[ストレージ」をタップすると表示される画面

[内部共有ストレージ]をタップすると表示される画面

[キャッシュデータ]をタップすると表示される画面

(2)アプリごとにキャッシュデータをクリアする方法

設定 → アプリ → 対象のアプリを選択→ ストレージ → キャッシュを削除

(3)サードパーティ製アプリを使ってキャッシュデータをクリア

fossBytesは別な記事で、クリーンアップアプリとして、Clean Master、Cache Cleaner – DU Speed Booster、Go Speedなどを挙げている。

(4)ブートローダーからシステムキャッシュパーティションをクリア(要注意)

ブートローダーは、リカバリモードから起動する。リカバリーモードで使える機能は機種やOSバージョンによって異なるので、自身のデバイスでどんな機能が利用できるかを確認してから、試していただきたい。

なお、何らかの原因でキャッシュデータがアプリの動作に不具合をもたらすことがある。そうしたケースではキャッシュデータをクリアすることで問題を解決できる可能性がある。しかし、キャッシュデータは動作の高速化に利用されることが多く、キャッシュデータを削除することは一時的に動作が重くなる原因にもなる。メモリやストレージ容量に余裕があり、動作に特に不具合を感じていないのであれば、頻繁にキャッシュデータを削除することは逆効果になる可能性がある。